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【Lyft、Uberの使い方】ハワイではじめてライドシェア

Lyft(リフト)やUber(ウーバー)は、アメリカ生まれのライドシェアサービス。
タクシーとの最大の違いは、ライドシェアは市民ドライバーが自家用車を運転している点で、料金も経済的。
旅行者でも簡単に利用できるので、ハワイでちょっとした移動をしたいときにはおすすめです。

「ハワイではウーバーとリフト、どちらがいいんだろう?」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんが、結論からいうと双方に大きな違いはないようです。
両社のアプリをダウンロードしておき、乗車前に比較して安い方に配車オーダーをするというやり方も一案です。

ちなみに、当サイトの編集担当はリフトユーザーです。ということで、このページでは、リフトの使い方を中心にライドシェアの利用方法についてご紹介させていただきます。
女性ひとりで利用する際のTIPSもまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

空港でライドシェア

ライドシェアを利用するにはアプリをダウンロード

リフトやウーバーを利用する際はスマートフォンに公式アプリをダウロードし、オンライン決済ができるように設定します。

【関連・参考サイト】
公式サイト「Lyft: Honolulu」
公式サイト「Uber: ホノルル」(日本語)

ダウロードが完了したら、アプリを開いて設定を開始しましょう。

まずは電話番号を入力。入力後、すぐにSMSにて6桁のコードが送られてきます。アプリにコードを入力したら、利用規約(Terms of Service)や感染症対策に関する規約(Health Safety Commitment*)の確認画面に以降しますので、内容を確認のうえ承諾ボタンをタップしましょう。

次に、氏名支払い方法(Apple Pay、Google Pay、クレジットカード、Paypal等)、Eメールアドレスアイコン画像を設定します。アイコン画像の設定は任意ですが、顔写真の画像を登録しておいた方が、ドライバーとスムーズに合流できるのでおすすめです。

以上で設定は完了です。

リフトの使い方

リフト、ウーバーの利用方法はとてもシンプル。アプリで乗車場所と目的地を設定し、条件に合う車を選んで乗車するだけです。乗車料金はチップと一緒にオンライン決済で精算します。

以下に、リフト利用時の流れとポイントをご紹介します。

乗車場所と目的地の設定

最初にやることは、乗車場所と目的地の設定です。空港やホテルなどの名称を入力すれば、アプリ側で候補地と住所を表示してくれるので該当する場所を選択しましょう。もし個人宅など名称のない場所へ向かうときは、マップ上にピンをさすか住所を入力します。

下の画像は、アラモアナセンターで利用した際のアプリのスクリーンショットです(赤文字は当サイトが記載)。GPSによって現在地が特定され、各階の乗車場所が選択肢として出てきています。

Lyftアプリ(乗車場所)

車を選択

乗車場所と目的地の設定が終わったら、次は乗車可能な車と料金のリストを確認し、車を選択します。リフト、ウーバーともに、普通車、SUV、高評価ドライバーの車等の登録車を選べるようになっています。

とくにこだわりがなければ、標準車や待ち時間がある分リーズナブルなWait & Saveの車がおすすめです。乗車人数が5人以上の場合はSUV等を選びましょう。

下の画像は、カカアコエリアからワイキキへ利用する際のスクリーンショットです(赤文字は当サイトが記載)。Wait & Saveを選択しています。

Lyftアプリ画面(車種)

Lyftで選べる車

リフトで選択できる車の種類は以下のとおりです。(2022年7月現在)

  • Lyft: 標準的な車。
  • Priority Pickup: 標準料金より高いが、最短で乗車できる。
  • Wait & Save: 待ち時間があるので、経済的な料金で乗車できる。
  • Preferred: 高評価のドライバーと広々とした乗り心地の良い車。
  • Lyft XL: SUVまたはミニバン。6人まで乗車可能。
  • Lux Black XL: 高評価ドライバーと最高級ランクの車。

【関連・参考サイト】
公式サイト「Lyft: Lyft ride modes overview」

車のマッチングとピックアップ

車の選択後、待機中のリフト登録車とのマッチングが行われます。マッチングが完了すると、アプリ上にドライバーの顔画像名前車種ナンバープレート乗車場所あとどのくらいで到着するかについて通知があります。こちらに向かう走行中の車の位置情報も、アプリ上で確認できます。

依頼したリフトカーと思われる車が近づいたら、車種とナンバープレート、ドライバーを確認し、間違いがなければ後部座席に乗車しましょう。

乗車したら、あとは目的地まで乗せてもらうだけです。指定済みの場所で降ろしてもらえるので、ドライバーに目的地を伝える必要はありません。

KOKO
KOKO
車に乗ったら、基本的にドライバーさんと会話することはないけれど、たまにお話好きな方もいるよ! ほかにもハワイのイメージらしくご陽気な方も入れば、無駄な動きが一切なく仕事に徹するドライバーさんも。いろいろな方がいます。

乗車料の支払いは乗車後にアプリで

目的地に到着し、ドアを開けて車を降りればライドシェアの利用は終了です。降車後すぐ、アプリ上に精算画面が表示されるのでチェックしましょう。

精算画面には、乗車料金とチップのパーセンテージまたは金額が提示されます。チップのパーセンテージや料金は自由に決めることができます。チップの金額を決定し「Done」をタップしたら精算完了です。

なお、リフトの公式サイトによると、チップの支払いは降車時に直接ドライバーにキャッシュで渡すことも可能とのことです。

精算が完了すると、アプリの「Ride history」に利用時間や距離、精算料金明細が反映されるとともに、eメールでも同様の内容が送信されます。

ちなみに、乗車料金には州税と燃油のサーチャージ(2022年7月現在)が含まれています。以下に、実際に利用した際の明細(「ライドシェア利用料の明細」)をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

チップの平均相場

ライドシェア利用時に支払うチップの平均的な金額は、タクシーと同様、乗車料金の15パーセント程といわれています。15%を基準値とし、10~20%のあいだで決めるといいかもしれません。

ライドシェア利用料の明細

下の表は、ダニエル・K・イノウエ国際空港とワイキキ、アラモアナセンターからワイキキまでをリフトで移動したときの支払い明細です。

リーズナブルな「Wait & Save」を利用した際、予定では10分ほどの待ち時間でしたが、5分程度で来てくれることもありました。

出発地と目的地 距離 乗車時間 利用料金
空港→ワイキキ 13.5km 17分4秒 $28.52
・乗車料 $23.20
・燃油サーチャージ $0.55
・州税 $1.05
・チップ $3.72(15%)
ワイキキ→空港 13km 24分22秒 $26.17
・乗車料 $20.28(Wait & Save)
・燃油サーチャージ $0.55
・州税 $0.98
・チップ $4.36(20%)
アラモアナ→ワイキキ 2.5km 6分3秒 $10.82
・乗車料 $7.87
・燃油サーチャージ $0.55
・州税 $0.40
・チップ $2.00
アラモアナ→ワイキキ 1.6km 7分41秒 $9.99
・乗車料 $7.08(Wait & Save)
・燃油サーチャージ $0.55
・州税 $0.36
・チップ $2.00

ダニエル・K・イノウエ国際空港からライドシェアを利用する

ダニエル・K・イノウエ国際空港からご滞在先までライドシェアを利用するメリットは、予約不要でリーズナブルなのに、タクシーのように滞在先まで最短時間で行ける点です。

乗り場は3か所

リフト、ウーバーの乗り場は空港の2階(出発ロビーフロア)に3か所あります。国際線が到着するのはターミナル2の1階なので、バゲージクレーム(手荷物受取所)を出たら2階へ移動しましょう。

ターミナル1のライドシェエア乗り場
ロビー2付近
ターミナル2のライドシェエア乗り場
ロビー5と6の間および8付近

乗り場は、ロビー横の車道のもう一つ向こうの車道側(路側帯)にあります。「RIDE SHARE PICK UP ZONE」と表示された青い看板が目印です。

ダニエル・K・イノウエ国際空港ターミナル内の地図

空港内の地図は、ダニエル・K・イノウエ国際空港の公式サイトにて確認できます。

【関連・参考サイト】
公式サイト「Daniel K. Inouye International Airport(HNL): Terminal Maps

ダニエル・K・イノウエ国際空港のライドシェア乗り場については、以下の記事でもご紹介しています。

おすすめ記事

ホノルル空港からライドシェア(リフト、ウーバー)に乗るには

ダニエル・K・イノウエ国際空港のライドシェア乗り場をご紹介します。

女性ひとりでも不安なく利用するには

女性ひとりでリフトやウーバーを利用するのに不安を感じる方も少なくありません。

ウーバーの報告書*によると、アメリカ国内でウーバー乗車時に発生した性犯罪事件のうち、女性が被害者総数のおよそ80パーセントを占めるとのことです。ただ、性犯罪事件の発生率自体はかなり低く、乗車総件数に対して0.0002パーセントとのことなので、それほど心配することはないようです。

【関連・参考サイト】
Uber「US Safety Report: 2019-2020」(2022年6月30日付)

以下に、おひとりでリフトやウーバーを利用する際、少しでも安全に不安なく利用するための方法をまとめました。
性別に関係なく、不要なトラブルを避けるTIPSでもあるので、ライドシェアをご利用予定の場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ひとりでの利用時に気をつけること

  • 夜間など人出が少ない時間帯は利用しない。
  • 飲酒後の利用は避ける。(犯罪の発生リスクが高い。)
  • 高評価のドライバーを選択する。
  • ピックアップ時、すぐに乗車せずに、ドライバーの顔と名前、車種とナンバーをしっかり確認する。ドライバーに、誰をピックアップしに来たか聞く。
    (例: “Who are you here to pick up?”)
  • 一人旅の際は、滞在先や一人旅であることについて話さない。
  • アプリの「Safty Tools」*を利用する。
  • 乗車中に不安を感じたときは、窓を開けたり、友人や家族とビデオ通話をする。
  • ※ 「Safty Tools」は、乗車していることを家族や友人にリアルタイムで通知するシステムです。リフトはアメリカ国内の連絡先にのみ通知可能ですが、ウーバーはアメリカ国外でも対応可能です。そのほか「Life360」など位置情報共有アプリなどの利用も有効。


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