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【ハワイ州都歴史地区のセルフガイドツアー】ハワイの歴史と文化、建築物

ハワイの歴史や文化、建築にご興味があれば、ホノルルのダウンタウンはおすすめの観光スポットです。

オアフ島のホノルルはハワイ州都で、今も昔もハワイの政治、経済の中心地。なかでも、ダウンタウンは公的機関の集まるビジネス街でありながら、エリア一帯が米国の「ハワイ州都歴史地区(Hawaii Capital Historic District)」に指定されており、「イオラニ宮殿」や「カメハメハ大王像」などを含む20を越す国家歴史登録財の建物や敷地があるのです。

タウンタウンは、多くの旅行者が滞在するワイキキからもアクセスがしやすく、トロリーや公共バス、レンタル自転車を利用して20〜30分ほどで行くことができます。

このページでは、ダウタウンの国家歴史登録財に指定されている建物とマップをご紹介します。気ままに散策しながらハワイの歴史や文化、建築物に触れたい! という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ダウンタウンのセルフツアー 所要時間

以下にご紹介する建物をすべて回る場合、距離にして約3km弱、歩いて40分ほどです。気になる建物の内部も見学するなら、2時間〜3時間ほど見積もっておきましょう。

KOKO
KOKO
事前に予約が必要な場所もあるので、お目当ての場所があったら公式サイトもチェックしてみてね。

ハワイ州都歴史地区にある国家歴史登録財のマップ

国家歴史登録財リスト

  1. ハワイ州政府ビル
  2. ワシントンプレイス
  3. セント・アンドリュース大聖堂
  4. ハワイ州立美術館
  5. YWCA
  6. ハワイアン・エレクトリック・カンパニー
  7. フェデラル・ビルディング(郵便局、税関、裁判所)
  8. 旧ハワイ州税務局
  9. カプアイヴァ・ビルディング
  10. テリトリアル・ビルディング
  11. カワイアハオ教会
  12. ミッションハウス
  13. ホノルル・ハレ(ホノルル市庁舎)
  14. ハワイ州立図書館
  15. アリイオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)とカメハメハ大王像
  16. イオラニ宮殿

各建物の紹介

各建物をご紹介します。

ハワイ州政府ビル

ハワイ州の州議会議事堂で、1969年に完成。メインロビーは大胆な吹き抜けの空間がある造り。これは、ハワイがあらゆる事物を受容する “開かれた社会” をイメージしてデザインされています。そのほかにも、ハワイの自然や地勢、文化を想起させるような設計とデザインが施されています。

建物正面のサウス・ベレタニア・ストリートにトロリーの停留所があるので、ここを起点にセルフガイドツアーをスタートするといいかも。

Hawaii State Capitol Bld
photo: Cliff
名称 ハワイ州政府ビル
英語 Hawaii State Capitol Building
住所 415 South Beretania Street Honolulu, HI 96813
見学可能時間 平日 8:30〜15:30

ワシントンプレイス

ワシントンプレイスは、イタリア系アメリカ人の航海士キャプテン・ジョン・ドミニスが自身の自宅として1846年に建てました。しかしドミニクは海難事故に遭い、家の完成を見ることなく亡くなってしまいます。その後、家を相続した人物のひとり、リリウオカラニ女王(ハワイ最後の王)が終の棲家として使用しました。

ワシントンプレイス(ホノルル)
ワシントンハウス
名称 ワシントンプレイス
英語 Washington Place
住所 320 South Beretania Street Honolulu, HI 96813
見学可能日 木曜日 10:00〜(予約制)
公式サイト Wahington Place

セント・アンドリュース大聖堂

セント・アンドリュース大聖堂は、カメハメハ4世と妻のエマ女王がハワイ初となるイギリス国教会の設立を目的として1861年に建築計画が始まりました。しかしその2年後、建設が始まる前にカメハメハ4世が病死。セント・アンドリュース大聖堂の建設はカメハメハ5世が引き継ぎ、1867年に前王の記念碑として建設をスタート、1902年に完成しました。建設にかかる資金は、エマ王妃がみずから渡英し調達しました。

聖アンドリュース大聖堂(ホノルル)
聖アンドリュース大聖堂
名称 セント・アンドリュース大聖堂
英語 Cathedral of St. Andrew
住所 229 Queen Emma Square, Honolulu, HI 96813
公式サイト Cathedral of St. Andrew

ハワイ州立美術館

ハワイ州立美術館(No. 1 Capitol District Building)は建物の1階と2階にあり、無料で見学することができます。建物はスパニッシュ・ミッション様式の設計・デザインで1928年に完成しました。

ハワイ州立美術館
ハワイ州立美術館(No. 1 Capitol District Building)
名称 ハワイ州立美術館(ナンバーワン・キャピトル・ビルディング)
英語 Hawaii State Art Museum(No. 1 Capitol District Building)
住所 250 South Hotel Street, Honolulu, HI 96813
見学可能時間 月曜日〜土曜日 10:00〜16:00
公式サイト Hawaii State Art Museum

 
ハワイ州立美術館については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

YWCA

YWCAオアフのビルは、1927年にアメリカの建築家ジュリア・モーガンによるデザイン・設計にて建てられました。1920〜30年代にカリフォルニアやフロリダで流行したメディタリアン・リバイバル様式の建物です。

建物内にあるレストラン「カフェ・ジュリア」は、どなたでも利用できます。

YWCA
名称 ワイ・ダブリュー・シー・エー
英語 YWCA(Young Women’s Christian Association, Oahu)
住所 1040 Richards Street, Honolulu, HI 96813
見学可能時間 平日  6:30〜19:00
カフェ・ジュリアの営業は平日11:00〜14:00です。
公式サイト YWCA Oʻahu:Laniākea

カフェ・ジュリアについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

ハワイアン・エレクトリック・カンパニー

オアフ島の電力会社「ハワイアン・エレクトリック・カンパニー」の昔の社屋で、1927年に建てられました。

Hawaiian Electric Company
Photo: Erica Fischer
名称 ハワイアン・エレクトリック・カンパニー
英語 Hawaiian Electric Company
住所 900 Richards Street, Honolulu, HI 96813
公式サイト Hawaiian Electric Company: History and Timeline

フェデラル・ビルディング(郵便局、税関、裁判所)

フェデラル・ビルディングは、連邦政府の裁判所、税関、郵便局を収容する建物として1922年に建てられました。それ以前は、この場所にはオペラハウスがあったと伝えられています。

現在、フェデラル・ビルディングは「キング・カラカウア・ビルディング」と名称を変更し、郵便局専用の建物として使用されています。ちなみに、ビル名は2003年に改称されましたが、これにはカラカウア王がホノルルの郵便局長を務めていた(1863〜1865年)ことが考慮されたようです。

King David Kalakaua Building 2
photo: Ken Lund
名称 フェデラル・ビルディング
英語 Federal Building
住所 335 Merchant Street Ground, Honolulu, HI 96813

旧ハワイ州税務局

1939年、ハワイ州税務局のオフィスとして建設された建物で、ハレ・アウハウ(Hale Auhau)と呼ばれていました。現在は法務局として使用されています。

HALE AUHAU
photo: Tony Webster
名称 旧ハワイ州税務局(現在はハワイ州法務局)
英語 Tax Office Building, Hale Auhau(State of Hawaii Department of the Attorney General)
住所 425 Queen Street, Honolulu, HI 96813

カプアイヴァ・ビルディング

「カプアイヴァ」とはカメハメハ5世の名前です。カプアイヴァ・ビルディングは、カラカウア王(7代国王)の治世時だった1884年に、政府の公式文書の保管場所として建てられました。

建設後、目的の文書保管庫としては使われず、政府機関の執務室として使用されました。

kapuaiwa building
photo: Joel Bradshaw, Public domain, via Wikimedia Commons
名称 カプアイヴァ・ビルディング
英語 Kapuaiwa Building
住所 426 Queen Street, Honolulu, HI 96813

テリトリアル・ビルディング

テリトリアル・ビルディングは、1926年に建てられた政府のオフィスビルで、別名「ケクアナオア・ビル(Kekuanaoa Building)」と呼ばれていました。ケクアナオアとは1840年代のオアフ島知事で、カメハメハ4世と5世の父親として知られています。

ロビーには、ドーム型のステンドグラスがあり、ハワイ準州の紋章が描かれています。建物の設計を担当したのは、アロハタワーの設計も担当した建築家アーサー・レイノルズです。

hawaii territorial building
photo: Sharon Hahn Darlin
名称 テリトリアル・ビルディング
英語 State Territorial Office Building
住所 425 South King Street, Honolulu, HI 96813

カワイアハオ教会

カワイアハオ教会は、1842年に建てられた、オアフ島で最初のキリスト教会です。資材にサンゴが使用されていることから、別名「ストーン・チャーチ」とも呼ばれていました。

カワイアハオ教会(ホノルル)
カワイアハオ教会
名称 カワイアハオ教会
英語 Kawaiahao Church
住所 957 Punchbowl Street, Honolulu, HI 96813
公式サイト Kawaiahao Church

ミッションハウス

ミッションハウスは1800年代にアメリカからハワイへ渡ってきたプロテスタント宣教師たちの本部と居留跡で、上述のカワイアハオ教会の隣にあります。建物は3棟あり、そのうち最も古いのが1821年に、追って1831年、1841年と順に造られました。

Hawaiian Mission Houses
photo: MasonArchitects
名称 ミッションハウス
英語 Hawaiian Mission Houses
住所 553 South King Street, Honolulu, HI 96813
見学可能日 火曜日・水曜日 11:00〜/12:00〜/13:00〜/14:00〜
木曜日、金曜日、土曜日 11:00〜/12:00〜/13:00〜/14:00〜/15:00〜
(予約制、有料)
公式サイト Hawaiian Mission Houses: Historic Buildings

ホノルル・ハレ(ホノルル市庁舎)

ホノルル・ハレは1929年にホノルル市庁舎として建設され、現在もその役割を果たしています。建築様式は、上述のハワイ州立美術館、YWCA、ハワイアン・エレクトリック・ビル、フェデラル・ビルディング、税務局等と同様、スパニッシュ・コロニアル・リバイバル様式によるものです。

敷地内の別館「ホノルル・ハレ・アネックス」(1930年)と「ミッション・メモリアル・ビルディング&アネックス」(1930年)も国家歴史登録財の建物です。

ホノルル・ハレ(ホノルル市庁舎)
ホノルル・ハレ(ホノルル市庁舎)
名称 ホノルル・ハレ(ホノルル市庁舎)
英語 Honolulu Hale(Honolulu City Council)
住所 530 South King Street, Honolulu, HI 96813
公式サイト Honolulu City Council: Visit

ハワイ州立図書館

ハワイ州立図書館はハワイで最初の公立図書館で、1913年に建てられました。開放感のある造りで、メインロビーには天窓が、建物中央にはコートヤードがあります。

Hawaii State Library_Courtyard
photo: Joel Bradshaw, Public domain, via Wikimedia Commons
名称 ハワイ州立図書館
英語 Hawaii State Library
住所 478 South King Street, Honolulu, HI 96813
開館時間 月曜日〜土曜日 9:00〜16:00(金曜日は11:00〜)
公式サイト Hawaii State Library

アリイオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)とカメハメハ大王像

アリイオラニ・ハレは、1874年にカメハメハ5世によって建てられ、議事堂や裁判所として使われました。

また、この建物は、1893年にハワイ王国にクーデター起こした革命派が暫定政府の宣言を行った場所としても知られています。新政権の登場後、建物は司法庁舎となり、現在はハワイ州最高裁判所となっています。

アリイオラニ・ハレの前に立つカメハメハ大王像は、1883年に設置。毎年6月11日の「カメハメハ・デー」には、カメハメハ大王像をレイで飾る「レイ・ドレーピング・セレモニー」が実施されています。

アリイオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)
ハワイ州最高裁判所(アリイオラニ・ハレ)とカメハメハ大王像
名称 アリイオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)
英語 Aliiolani Hale(Hawaii State Supreme Court)
住所 417 South Beretania Street, Honolulu, HI 96813
参考サイト King Kamehameha V Judiciary History Center: Constructing Aliiolani Hale

カメハメハ・デーに開催されるキング・カメハメハ・セレブレーションについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

イオラニ宮殿

イオラニ宮殿は1882年にカラカウア王によって建てられ、1階は公式行事や外交パーティーなどを行う場所として、2階は王家の居住エリアとして使われていました。

1893年のクーデターにより、上述のアリイオラニ・ハレと同様、宮殿は革命派に陣取られ、1969年まで新政府の行政庁舎として使用されました。それ以降は、イオラニ宮殿のすぐ後ろに建てられ、「ハワイ州政府ビル」が新たな議事堂となり現在にいたります。

イオラニ宮殿の敷地内にある「イオラニ兵舎」(1871年)、バンドスタンド(1883年)も国家歴史登録財の建物です。

イオラニ宮殿
イオラニ宮殿
名称 イオラニ宮殿
英語 Ioalani Palace
住所 364 South King Street, Honolulu, HI 96813
開館時間 火曜日〜土曜日 9:00〜16:00(予約制、有料)
参考サイト Iolani Palace

イオラニ宮殿については、以下の記事で詳しくご紹介しています。


※ 本記事の作成にあたっては、以下の資料を主に参照しています。
・Dale M. Lanzone and Gary Cummins (Spring 1976). “Hawaii Capital Historic District nomination form.” National Register of Historic Places. U.S. National Park Service.

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