マノア・フォールズ・トレイルは、オアフ島ホノルル近郊にある初心者向けの人気ハイキングコースです。
ワイキキからの行き方、所要時間、難易度、服装や注意点まで、初めて訪れる方に必要な情報をまとめました。
実際に歩いた体験をもとに、写真とともに詳しく紹介します。
ホノルル市の山側に位置するマノアの街は、コオラウ山脈のふもとに広がる自然豊かなエリア。ハワイ大学のキャンパスや、おしゃれなカフェやレストランが点在するおすすめの観光スポットです。
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目次
マノア・フォールズ・トレイルとは?

熱帯雨林に囲まれた道を歩いた先には、高さ約45メートルのマノア滝が現れ、ハワイらしい自然を気軽に体感できます。
ワイキキからのアクセスも良く、半日観光として組み込みやすいのも魅力です。
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マノア・フォールズ・トレイルの行き方(アクセス方法)
マノア・フォールズ・トレイルへは、ワイキキからバス・タクシー(ライドシェア)・レンタカーなど、複数の方法でアクセスできます。
公共交通機関でも行けるため、レンタカーを使わない個人旅行の方にも向いています。
ここでは、それぞれの移動手段ごとの特徴や注意点を紹介します。
バス(TheBus)で行く方法|レンタカーなしでもOK

ワイキキからは、ホノルル市内を走る公共バス「TheBus」
を利用してアクセスできます。所要時間は乗り換えを含めて約50〜70分程度が目安です。
TheBusを利用してワイキキ中心部からマノア・フォールズ・トレイルへ行く場合、アラモアナセンターから出発するルート「5」に乗車し、終点で下車します。乗車時間は25〜30分ほどです。
終点のバス停は、マノア・ロードとクムオネ・ストリートが交差する地点にある
「Manoa Rd + Opp Kumuone St」です。
ここからハイキングコースの入口までは、マノア・ロード沿いを歩いて徒歩10〜15分(約1km)ほどかかります。住宅街を歩くことになるため、初めての方はGoogleマップなどのナビアプリを併用すると安心です。
アラモアナセンターへ戻る際のバス停も、行きと同じ場所にあります。「アラモアナセンター」行きのバスに乗車してください。
なお、ワイキキからアラモアナセンターまでは、ルート「8」、「23」、「20」、「42」などのバスを利用すると便利です。
メリット
- レンタカー不要で行ける
- 交通費が安い
注意点
- 本数が限られる時間帯がある
- 雨の日は、バス停から入口までの徒歩区間がやや大変
タクシー・ライドシェア(Uber/Lyft)で行く方法

ワイキキからタクシーやUber、Lyftを利用すると、約20分前後でマノア・フォールズ・トレイルの入口付近まで行くことができます。
道順が分かりやすく、体力を温存できるため、短時間でアクセスしたい方におすすめです。
帰りも同じ場所で配車できますが、周辺は通信環境が不安定になる場合があるため、事前に配車アプリを起動しておくと安心です。
メリット
- 移動が早く、迷う心配がほとんどない
- ハイキング前後の体力を温存できる
注意点
- バスに比べると費用は高め
- 混雑時間帯は配車待ちが発生することがある
レンタカーで行く方法|時間を有効に使いたい人向け

レンタカーを利用する場合、ワイキキからマノア・フォールズ・トレイルまでは約20分ほどで到着します。
自分のペースで移動できるため、他の観光地と組み合わせたい方に向いています。
トレイル入口付近には駐車スペースがありますが、台数が限られているため、午前中の早い時間帯に到着するのがおすすめです。
メリット
- 移動の自由度が高い
- 周辺観光と組み合わせやすい
注意点
- 駐車スペースが少なく、満車になることがある(満車時は近隣の一般駐車場や別時間帯を検討)
- 駐車料金は7ドル
ツアーで参加するという選択肢について
マノア・フォールズ・トレイルは個人で訪れる人が多いハイキングコースですが、実はツアーで参加している人も一定数います。
筆者自身も、初めてマノアを訪れたときは、子どもの頃にツアーで連れてきてもらった記憶があります。当時は移動や道順を気にすることなく、ただ森の空気や滝の存在を楽しんでいました。
特に、英語での移動に不安がある方や、限られた滞在時間のなかで効率よく回りたい方にとっては、送迎付きのツアーは安心感のある選択肢です。
集合場所まで行けば、あとはガイドに任せて移動できるため、バスの乗り換えや道順を気にせず、ハイキングそのものに集中できます。
一方で、費用は個人で行く場合より高くなるため、「移動のラクさ」と「コスト」のどちらを重視するかで判断するとよいでしょう。
ハイキングに慣れていない方や、初めてマノアを訪れる場合には、ツアーという選択も十分アリだと感じます。
マノア滝ハイキング半日ツアー<日本語ガイド/ランチ/送迎付き>
・地元住民にも知られるトレイルコースを日本語ガイドと共に巡ります。
・ワイキキ地区内の指定場所またはホテルからの送迎付き!
・サンドイッチまたはアサイボウルの選べる昼食付き!
すでにハワイのハイキングは経験済みなら、往復送迎だけのツアーもあります。ほかのアクセス方法と比較するとコスパの点で高くつきますが、期間限定ディスカウント価格で催行していることもあるので、気になる方はチェックしてみてださいね。
マノア滝ハイキング・シャトル <フリープラン/往復送迎付き>
・お昼前にはホテルへ戻るため、午後の時間も有効活用できます。
・往復シャトル送迎で、ご自身でのバス移動よりも時短&気楽に移動できます。
マノア・フォールズ・トレイルの所要時間と距離

マノア・フォールズ・トレイルは、初心者でも挑戦しやすい距離と所要時間のハイキングコースです。
所要時間は歩くペースや立ち止まる回数によって変わるため、目安を把握したうえで計画を立てることが大切です。
トレイルの距離と標準的な所要時間
マノア・フォールズ・トレイルの距離は、往復で約2.6km(片道約1.3km)です。
一般的な所要時間の目安は以下のとおりです。
- 往復:約1時間〜1時間30分
これは休憩をほとんど取らず、一定のペースで歩いた場合の目安です。
写真撮影や休憩を含めた場合の所要時間
実際には、道中の熱帯雨林の景色や滝の周辺で立ち止まることが多く、写真撮影や小休憩を含めると約2時間前後を見ておくと安心です。
特に滝の前では足を止める人が多いため、混雑時はさらに時間に余裕を持つとよいでしょう。
歩くペースによる体感の違い
マノア・フォールズ・トレイルは距離自体は短めですが、道中はぬかるみや滑りやすい場所があり、思ったよりペースが上がらないことがあります。
- 普段あまり運動をしない方:やや長く感じる
- 日常的にウォーキングや軽い運動をしている方:無理なく歩ける
下りは足元が滑りやすくなるため、帰りの方が時間がかかるケースもあります。
マノア・フォールズ・トレイルは半日観光に向いている?

移動時間を含めても、マノア・フォールズ・トレイルは半日あれば十分に楽しめるハイキングコースです。
筆者自身も、マノアでハイキングをするときは、午前中にトレイルを歩き、午後はワイキキでビーチやプールを楽しみ、夕方はハッピーアワー、という流れがちょうどよく感じています。
マノアでのハイキングは体力を使いすぎないため、そのまま食後のショッピングまで無理なく楽しめます。
ハイキング後のランチは、マノア中心地にあるOff The Hook Poke Marketのような、軽めに食べられるお店を選ぶと、その後の予定にも余裕が持てます。
自然を感じる時間と、街で過ごすリラックスした時間をバランスよく組み合わせられるのが、マノア・フォールズ・トレイルを半日観光に組み込みやすい理由だと感じています。
マノア・フォールズ・トレイルの難易度は?初心者・一人旅でも大丈夫?

マノア・フォールズ・トレイルの難易度は、初心者〜初級者向けとされています。距離が短く、大きなアップダウンも少ないため、ハイキングが初めての方でも挑戦しやすいコースです。
コースの特徴と歩きやすさ
トレイルはほぼ一本道で、道に迷う心配はほとんどありません。
序盤は比較的なだらかで歩きやすく、終点の滝に向かって緩やかな上りが続きます。
一方で、舗装された遊歩道ではなく、土や泥の自然道が中心となるため、場所によっては足元が滑りやすく感じることがあります。
初心者が注意したいポイント
難易度自体は高くありませんが、初心者の方が特に注意したいのは足元のコンディションです。
- 雨の後はぬかるみができやすい
- 木の根や石が露出している場所がある
- 下りのほうが滑りやすく感じることがある
スピードを出さず、足場を確認しながら歩けば、無理なく進めます。
どんな人なら安心して歩ける?
マノア・フォールズ・トレイルは、次のような方であれば
比較的安心して楽しめるハイキングコースです。
- 普段から散歩やウォーキングをしている
- 階段の上り下りに大きな不安がない
- 短時間でも自然の中を歩いてみたい
一方で、運動習慣がまったくない方や、足元に強い不安がある場合は、無理をせず体調や天候を見ながら判断するのがおすすめです。
子ども連れ・一人参加の場合
子ども連れの場合は、滑りやすい場所で手をつなぐなど、大人がサポートできる体制であれば問題なく歩けます。
一人で歩く場合も、日中の明るい時間帯であれば比較的安心ですが、天候が悪い日は無理をせず、引き返す判断も大切です。
総合的な難易度の目安
総合的に見ると、マノア・フォールズ・トレイルは「ハイキング初心者が最初の一歩として選びやすいコース」といえます。
しっかりした靴を履き、天候を確認したうえで歩けば、初めてでもハワイの自然を十分に楽しめるでしょう。
服装・靴・持ち物|行く前に準備すべきもの

マノア・フォールズ・トレイルは短時間で歩けるハイキングコースですが、足元の状態や天候を考えると、街歩きとは少し違った準備が必要です。ここでは、実際に歩くうえで「あると安心なもの」を中心に紹介します。
服装のポイント|動きやすさと汚れてもよい服
服装は、動きやすく、汚れても問題ないものを選ぶのが基本です。トレイル内は湿度が高く、雨や泥で服が汚れることもあります。
- Tシャツや速乾性のトップス
- 動きやすいパンツ(ショートパンツ・レギンスなど)
- 小雨用に薄手の羽織り
ジーンズや厚手の素材は、濡れると重くなり動きにくいため、あまりおすすめしません。
6月のマノア周辺は乾季であるものの、小雨が降ったり止んだりすることも多く、湿度が高いため、乾きやすい素材の服装を選ぶと快適です。
筆者はこのとき、ランニング用のロングスリーブと水陸両用のショートパンツを着用しました。ロングスリーブは日差しや虫対策になり、ショートパンツは泥はねでパンツの裾が汚れにくい点が便利だと感じています。
露出している部分には、こまめに虫除けスプレーを使用しています。特に夏場は蚊が出やすいため、事前に対策しておくと安心です。
靴選びが最重要|スニーカー以上が安心
マノア・フォールズ・トレイルで最も重要なのが靴選びです。舗装路ではなく、土や泥の道が続くため、滑りにくい靴が必須です。
- スニーカー(できれば防水・グリップ力のあるもの)
- トレッキングシューズがあればより安心
サンダルやヒール、滑りやすい靴は避けましょう。雨の後は特に転倒リスクが高くなります。
なお、筆者自身は6月にマノア・フォールズ・トレイルを歩いた際、天候が比較的安定しており、路面状況も確認できていたため、この日はスポーツサンダルを選びました。
ただしこれは、短時間・ゆっくり歩く前提で、滑りやすい場所では慎重に足元を確認しながら進むことを意識していたためです。
マノア・フォールズ・トレイルは、雨の後や湿度が高い日はぬかるみができやすく、
初めて訪れる方や足元に不安がある場合は、スニーカーやトレッキングシューズを選ぶ方が安心だと感じています。
持ち物リスト|最低限これがあると安心
距離は短めですが、以下の持ち物があると安心して歩けます。
- 飲み物(ペットボトル1本程度)
- タオル(汗・雨対策)
- 虫よけスプレー
- スマートフォン(地図・連絡用)
- 予備の靴下(必要に応じて)
大きな荷物は不要ですが、両手が空くリュックやボディバッグがおすすめです。
雨対策について|レインウェアは必要?
マノア周辺は雨が降りやすいエリア。とりわけ12月から4月ごろまでは、ほぼ雨のことが多いので、軽量のレインウェアやウィンドブレーカーがあると安心です。
傘は道幅が狭い場所では使いづらいため、手がふさがらないレインウェアの方が向いています。
持っていかなくてもよいもの
以下のようなものは、特別に用意しなくても問題ありません。
- 登山用ストック
- 重装備のアウトドア用品
- 大量の食料
マノア・フォールズ・トレイルは、本格登山ではなく「自然の中を気持ちよく歩く」ハイキングコースです。身軽さを意識すると歩きやすくなります。
雨の日でも行ける?天候とベストな時間帯

マノア・フォールズ・トレイルがあるマノア渓谷は、オアフ島の中でも雨が降りやすいエリアとして知られています。
そのため、天候をどう判断するかは、ハイキングの満足度を左右する重要なポイントです。
雨の日でも歩けるのか?
小雨程度であれば、マノア・フォールズ・トレイルは歩くこと自体は可能です。
実際に、天候が完全に晴れていない日でも、多くの人がハイキングを楽しんでいます。
筆者自身も、マノアでハイキングするときは最初から「雨のジャングルを楽しもう」という気持ちで出かけています。
ただし、雨の量や降り方によっては、足元がかなり滑りやすくなります。強い雨が降っている場合や、雨の直後は無理をせず、
予定を変更する判断も大切です。
雨の後に特に注意したいポイント
雨が止んだ後でも、トレイルの状態はすぐには回復しません。以下の点には特に注意が必要です。
- ぬかるみが残り、靴が汚れやすい
- 木の根や石が滑りやすくなる
- 下り道で転びやすくなる
「雨が止んだから大丈夫」と判断せず、足元の状態を見ながら歩きましょう。
天候による景色の違い
晴れた日は明るく開放的な雰囲気を楽しめますが、雨の後や湿度が高い日は、森がより深い緑に包まれ、マノアらしいしっとりとした熱帯雨林の景色を感じられます。
一方で、雨量が多い日は滝の水量が増し、迫力ある景色になることもあります。
安全を最優先にしつつ、天候による表情の違いを楽しむのも魅力の一つです。
ベストな時間帯はいつ?
マノア・フォールズ・トレイルを歩くなら、
午前中の早い時間帯がおすすめです。
- 比較的天候が安定しやすい
- 気温が上がりすぎない
- 混雑を避けやすい
午後になると、雲が出やすく、にわか雨が降ることも多いため、時間に余裕を持った計画が安心です。
天候判断の目安
出発前には、天気予報だけでなく、現地の空の様子も確認しましょう。
- 強い雨や雷の予報がある日は無理をしない
- 足元に不安がある場合は中止・延期も選択肢
- 「引き返す」という判断を持っておく
無理をしないことが、結果的に安全で気持ちのよいハイキングにつながります。
注意点・危険はある?実際に歩いて感じたこと

マノア・フォールズ・トレイルは初心者向けとされるコースですが、自然の中を歩く以上、いくつか注意しておきたい点があります。ここでは、筆者自身が実際に歩いて感じたことをもとに、注意点をまとめます。
一番の注意点は「足元の滑りやすさ」
実際に歩いてみて、もっとも注意が必要だと感じているのはぬかるみや湿った地面による滑りやすさです。
特に雨の後は、土の道が柔らかくなり、一見歩きやすそうに見える場所でも足を取られることがあります。木の根や石の上は、想像以上に滑りやすいです。
下りのほうが慎重さが必要
トレイル自体は大きな高低差はありませんが、帰りの下り道のほうが、バランスを崩しやすいポイントが多いように感じています。
登りでは気にならなかった場所でも、下りでは足が前に出やすくなるため、歩幅を小さくし、スピードを落として歩くのがおすすめです。
危険な場所が「はっきり見える」わけではない
マノア・フォールズ・トレイルの特徴として、「ここが危険」と分かりやすく示されている場所は多くありません。
そのため、自分で足元を確認しながら歩く意識がとても大切です。写真を撮りながら歩く場合も、立ち止まってからカメラを構えるようにしました。
人気コースならではの「混雑」には注意
マノア・フォールズ・トレイルは、オアフ島でも特に人気の高いハイキングコースのひとつで、日によっては多くの人で混雑していることがあります。
道幅がそれほど広くない場所もあるため、混雑時は人とすれ違う際に足元がおろそかになりやすいと感じました。特に、写真を撮りながら歩く人が多いエリアでは、立ち止まる人と動いている人が混在します。
無理に追い越そうとせず、周囲のペースに合わせて歩くことが、結果的に安全でストレスの少ない歩き方につながります。
一人でも歩ける?
日中であれば、一人で歩いている人も多く、特別に不安を感じることはありません。ただし、天候が悪い日や人が少ない時間帯は、無理をしない判断が大切だと感じます。
筆者が意識していること
筆者自身は、マノアを歩くとき、「無理をしない」「急がない」ことを一番大切にしています。
多少足元が悪くても、ゆっくり歩けば問題ない場面がほとんどです。自然の中では予定どおりに進もうとせず、その日のコンディションに合わせて楽しむことが、結果的に安全で気持ちのよいハイキングにつながると感じています。
総合的に見た安全性
マノア・フォールズ・トレイルは、基本的な注意点を押さえていれば、過度に危険なコースではありません。
滑りにくい靴を履き、天候を確認し、自分のペースで歩くことを意識すれば、初心者でも安心して楽しめるハイキングコースだと感じました。
道中の見どころ|歩きながら楽しめるマノアの自然
マノア・フォールズ・トレイルの魅力は、終点の滝だけではありません。
歩き始めてすぐに、熱帯雨林らしい香りや植物、鳥の声など「マノアならでは」の自然を感じられます。
熱帯雨林の天然アロマ
ハイキングをスタートさせたら、まずは大きく深呼吸をして、木々の爽やかな香りを感じてみてください。こんもりとしたジャングルの中には、オオバユーカリ(Eucalyptus Robusta)など、アロマオイルに使われる木も混じっています。

眼の前に突然現れる巨大クネクネ
しばらく歩くと、クネクネした枝が特徴のハウツリー(Hau Tree)という木が登場します。木の幹がハイキングコースを横切っているので、少し身をかがめて通りましょう。幹から伸びる枝ぶりが、まるで迷路のように絡み合っている場所もあるので、注目してみてください。
ちなみにハウツリーは、古代ハワイアンたちの生活に役立てられた木で、幹はカヌーやカイトの材料として、樹皮はサンダルに、樹液は整腸剤として活用されていたといわれています。

バニヤンツリーのトンネルと竹林
マノアのハイキングでは、大きなバニヤンツリーのトンネルもハイライトのひとつで、人気の撮影ポイントになっています。
バニヤンツリーは細い幹が縦にいくつも伸びているのが特徴ですが、ここではどういうわけか、隣り合わせのバニヤンツリーが絡まりあってきれいなアーチを作っています。アーチの曲線と、その先に広がる竹林の直線美が相まってファンタジックな景色を生み出しています。
ちなみに、以前のトレイルコースではこのトンネルをくぐり抜けていましたが、現在は脇に設置されたコースを通行します。

アカハラシキチョウのきれいな歌声
ハイキング中に、笛の音色のようなさえずりが聞こえてきたら、それは「アカハラシキチョウ(ホワイト・ランプド・シャーマ: White-rumped Shama)」かもしれません。アカハラシキチョウはとても表現豊かで、歌うように鳴いたり、または、おしゃべりをしているようにさえずったり、さまざまな鳴き方をします。ジャングルに響く天然のヒーリングサウンドで心身を癒してくださいね。
アカハラシキチョウは、お腹がオレンジ色で、白黒の長い尾が特徴。警戒心が強いので簡単には見つけられないのですが、静かに待っていたら姿を現してくれるかもしれません。
混雑時の歩き方・撮影マナー
マノア・フォールズ・トレイルは人気コースのため、時間帯や曜日によっては混雑することがあります。特に、バニヤンツリーのトンネルや写真映えするポイントでは、人が立ち止まりやすい印象でした。
撮影をする際は、通路の中央に長時間立ち止まらず、一度端に寄ってからカメラを構えると、周囲の人も安心して通行できます。無理に追い越したり急いだりせず、周囲のペースに合わせて歩くことで、結果的に安全で気持ちのよいハイキングにつながると感じました。
滝(マノア・フォールズ)はどんな感じ?見どころ紹介

マノア・フォールズ・トレイルの終点に現れるのが、マノア滝(マノア・フォールズ)です。トレイルを歩き切った先に滝が現れる瞬間は、このコースならではの見どころです。
高さ45mのマノア滝
マノア滝は高さ約45m。映画『ジュラシック・ワールド』の撮影場所になったことでも知られています。
古代ハワイアンたちは、マノア滝を「ワイヒ(Waihi)滝」と呼んでいたようです。ハワイのハイキングや自然史を扱った書籍などによると、「Waihi」とは、水がちょろちょろ流れるという意味。たしかに夏(5月から11月ごろまで)のあいだは水量が控えめなことも多く、なるほどのネーミングです。
反対に、12月から4月ごろまでのシーズンには雨の量も増えるため、タイミングによっては迫力ある滝が見られるかもしれません。
天候や雨量で印象が変わる
マノア滝は、訪れる日の天候によって印象が大きく変わります。雨の後は水量が増してダイナミックに見えることがあり、晴れた日には落ち着いた雰囲気の滝を楽しめることもあります。
滝の近くでの注意点
滝の周辺は地面が湿っており、特に足元が滑りやすくなっています。写真を撮る際は無理に近づきすぎず、足場を確認しながら行動することが大切です。
また、安全上の理由から、滝壺に近づくことや水に入ることは禁止されています。案内表示や周囲の状況を確認し、ルールを守って楽しみましょう。
滞在時間の目安
滝の前では、写真を撮ったり景色を眺めたりして10〜15分ほど過ごす人が多い印象でした。混雑している場合は、譲り合いながら楽しむと気持ちよく過ごせます。
筆者が感じたマノア滝の魅力
筆者にとってマノア滝は、「滝を見る」というよりも森の中で一息つける場所という印象が強いです。
歩いてきた道を振り返りながら深呼吸をして、マノアの空気を感じる時間そのものが、このトレイルの魅力だと感じました。
自然を守るために|マノアで大切にしたいハイキングマナー

マノア・フォールズ・トレイルでは、ハワイの植物生態系を守るために、ハイキング前に設置されているブラシで靴裏をきれいにすることが推奨されています。
ハイカーの靴裏には、その地には生息していない植物の種子がついていることがあります。そうした種子が持ち込まれると、その地の貴重な生態系が崩れてしまう可能性があります。小さなひと手間ですが、自然を守る行動として意識しておくと安心です。
ハイキングのマナーについては、ハワイ州観光局による「ハワイ州レスポンシブル・ツーリズム」の公式サイトにも詳しく紹介されています。参考にしてみてくださいね。
【関連・参考サイト】
ハワイ州 レスポンシブル・ツーリズム「マラマハワイ: ハイキングのマナー」
FAQ|マノア・フォールズ・トレイル よくある質問
初心者でも本当に大丈夫ですか?
距離が短く、道も比較的わかりやすいため、ハイキング初心者でも挑戦しやすいコースです。
ただし、雨の後は足元が滑りやすくなるため、歩きやすい靴を履き、無理をしないことが大切です。
雨の日でも行けますか?
小雨程度であれば歩くこと自体は可能ですが、足元の状態によっては滑りやすくなります。
強い雨が降っている場合や、雨の直後は無理をせず、予定を変更する判断もおすすめします。
子ども連れでも歩けますか?
子ども連れで歩いている家族も多く見かけます。ただし、ぬかるみや木の根がある場所では転びやすいため、大人が手をつなぐなど、サポートしながら歩くと安心です。
一人で行っても大丈夫ですか?
日中であれば一人で歩いている人も多く、特別に不安を感じる場面は少ない印象です。天候が悪い日や人が少ない時間帯は、無理をしない判断がおすすめです。
所要時間はどれくらい見ておけばいいですか?
往復で約1〜1.5時間が目安ですが、写真撮影や休憩を含めると、2時間前後を見ておくと余裕があります。
服装は普段着でも大丈夫ですか?
動きやすく汚れてもよい服装であれば問題ありません。ただし、サンダルや滑りやすい靴は避け、スニーカー以上の靴がおすすめです。
滝壺に近づいたり、水に入ったりできますか?
安全上の理由から、滝壺に近づくことや水に入ることは禁止されています。案内表示を確認し、ルールを守って見学しましょう。
混雑する時間帯はありますか?
午前中から昼頃にかけて比較的混雑しやすい印象です。混雑時は無理に追い越そうとせず、譲り合いながら歩くと安心です。
トレイルは一本道ですか?迷う心配はありませんか?
基本的に一本道のため、道に迷う心配はほとんどありません。ただし、念のため地図アプリを確認できる状態にしておくと安心です。
トイレはありますか?
マノア・フォールズ・トレイルのトレイル入口付近に公衆トイレがあります。ハイキング中や滝の周辺にはトイレはないため、入山前に必ず済ませておくのがおすすめです。
時間帯や状況によっては清掃中の場合もあるため、ワイキキやアラモアナセンターなどで事前に利用しておくと、より安心です。
なお、マノア・フォールズ・トレイル入口のパーキングロット内にあるParadise Park Cafe(売店)のトイレは、比較的きれいだと感じることが多く、利用しやすい印象です。売店を利用した流れで立ち寄るのが安心です。
マノアのハイキングに慣れてきた人におすすめの場所はありますか?
マノア・フォールズ・トレイルを何度か歩いていて、もう少し静かにマノアの自然を味わいたいという方には、ライオン・アーボリータムという選択肢もあります。
ハワイ大学が管理する植物園で、現在は一般の来訪者は予約不要で入場できます。入場時にビジターセンターでサインイン(受付)は必要ですが、旅行者で混み合うことが少なく、落ち着いた環境でマノアらしい自然を楽しめます。
マノアのハイキングを何度も楽しんでいる方が、「今日は少し違うマノアを歩きたい」と感じたときに向いている場所です。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
▶ ライオン・アーボリータムについて詳しく見る
まとめ|マノア・フォールズ・トレイルはこんな人におすすめ
マノア・フォールズ・トレイルは、ワイキキから気軽にアクセスできる場所にありながら、ハワイらしい深い緑と湿った空気を感じられるハイキングコースです。
距離や所要時間は短めですが、道中の自然や滝までの流れを含めると、「しっかり自然に触れた」という満足感があります。
足元の状態や天候には注意が必要ですが、無理をせず自分のペースで歩けば、初心者でも安心して楽しめるのがマノアの魅力だと感じました。雨の日でも、気構え次第でマノアらしい表情に出会えることもあります。
一方で、人気コースゆえに混雑する時間帯もあります。譲り合いながら歩くことや、自然を守るためのマナーを意識することで、より気持ちのよいハイキングにつながります。
「ハワイで少しだけ自然を感じたい人」から、「マノアのハイキングを何度も楽しんでいる人」まで、それぞれの楽しみ方ができるのがマノア・フォールズ・トレイルです。その日の天候や気分に合わせて、無理のない形で訪れてみてください。
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