ホノルル動物園はハワイでもっともにぎやかなワイキキエリアにあります。そんな観光の中心地にありながら、敷地面積は広く、絶滅危惧種20種を含む900を超える哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類が住む本格派の動物園なのです。
このページでは、ホノルル動物園の基本情報、行き方、見どころや口コミ、トワイライトツアーについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ホノルル動物園基本情報
ホノルル動物園の基本情報です。
名称 | ホノルル動物園(Honolulu Zoo) |
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所在地 | 151 Kapahulu Ave, Honolulu, HI 96815 |
開園時間 | 10:00~15:30(最終入園時間14:30) |
休園日 | クリスマス(12月25日) |
入園料 |
・大人(13歳以上): $19 ・子ども(3〜12歳): $11 ※ ハワイ州居住者及び米軍従事者は、大人$8、子ども$4です。 |
駐車場 | $1.50(1時間/最大4時間まで)※ モンサラット・アベニュー側にあるカピオラニ公園の駐車場は無料です。 |
所要時間 | 平均2〜3時間 |
公式サイト | 「HONOLULU ZOO」(英語) |
ワイキキ中心地からホノルル動物園の地図
ワイキキ中心地(T Galleria By DFS)からホノルル動物園までの地図です。
ホノルル動物園までの行き方
ホノルル動物園はワイキキの東端、カパフル・アベニュー沿いにあります。ワイキキ中心地を起点とした場合、ホノルル動物園までは、およそ1.5km、歩いて20分です。真正面にある「クイーン・カピオラニ・ホテル」を目印にするとわかりやすいです。
トロリー、タクシー・Uber、公共バスを利用して行く場合は、以下を参考にしてみてください。
トロリー
ワイキキトロリー、レアレア、JALパック・レインボートロリーやオリオリなど複数のトロリーがホノルル動物園前で停車します。ワイキキ中心地からの所要時間は約10分です。
【関連・参考サイト】
ワイキキトロリー+レアレアトロリー「グリーン・ライン」
JALパック・レインボートロリー「ダイヤモンドヘッドルート」
タクシー、UberやLyft
ワイキキ中心地からタクシーやUber、Lyftを利用した場合の所要時間と乗車料金の目安です。
- タクシー
- 所要時間:約5〜10分
乗車料金:$10前後(サービス料15%、州税込み) - Uber、Lyft
- 所要時間:約5〜10分
乗車料金:$8前後
※ 道路の混雑状況によって変動します。
公共バス
アラモアナエリアやワイキキエリアからTheBusを利用してホノルル動物園まで行く場合は、ルート8、20、23、42で行くことができます。
降車バス停は「Kapahulu Ave + Kalakaua Av」(「ホノルル動物園付近のバス停」図内、1のバス停)です。
お帰りの際、ホノルル動物園からワイキキ中心地やアラモアナ方面へ向かう場合は、「Kapahulu Ave + Kuhio Ave」(図内2のバス停)が便利です。
ルート22(カラカウア・アベニューに面したホテル・ラクロワ・ワイキキ前のバス停「Kalakaua Ave + Opp Olohana St」が始発)と、ルートEでもホノルル動物園へ行くことができます。両ルートともクヒオ・アベニューではなくカラカウア・アベニューを通る路線です。
22の降車バス停は上の地図にある3の「Kalakaua Ave + Opp Monsarrat Ave」です。
Eの降車バス停は4の「Monsarrat Ave + Kalakaua Ave」になります。
お帰りの乗車バス停はいずれも2の「Kapahulu Ave + Kuhio Ave」です。
・【TheBusの利用方法】ハワイでバス旅を楽しむために
・TheBus ルート8【アラモアナ~ワイキキ】
・TheBus ルート23【アラモアナ~ワイキキ~ダイヤモンドヘッド~カハラ~ハワイカイ~シーライフ・パーク】
ホノルル動物園の見どころ
ホノルル動物園の見どころはいろいろありますが、ここでは次の4つをご紹介します。
アフリカン・サバンナ
園内は動物の分類ごとにエリアや建物が分かれています。そのなかで、シマウマ、チーター、キリン、クロサイ、ライオンなどアフリカに生息する動物たちがいる「アフリカン・サバンナ」はとても人気で、広々としたスペースを自由に動き回る動物たちの様子を見ることができます。
ただ、よく晴れた日の日中は暑さのために動物がなかなか出てこないこともあるようなので、涼しい時間帯の見学がおすすめです。
世界各国のカラフルな鳥たち
ホノルル動物園には、美しい羽を持つ鳥やユニークなくちばしを持つ鳥、歌をうたうように鳴く鳥など、40種を超える多種多様な鳥たちが住んでいます。ハワイ在来種の鳥もいますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ホノルル動物園にたくさんの鳥がいる背景には、かつてこの地にカラカウア王とカピオラニ王妃が集めた珍しい鳥たちの展示があったことによります。これがいわば動物園の原点であり、そうした歴史に敬意を表し、ホノルル動物園では現在も大切に鳥たちを飼育しているのです。
絶滅危惧種の動物
ホノルル動物園には世界中で絶滅危惧種として指定されている20種以上の動物が飼育されています。なじみ深い名前の動物から、名前を聞いてもピンとこないような動物もいるかもしれません。どんな動物なのか、ぜひ会いに行ってみてくださいね。
- 哺乳類
- スマトラトラ(Sumatran tiger)、チーター(Cheetah)、クロサイ(Black Rhino)、リカオン(African wild dog)、アジアゾウ(Asian elephant)、ワオキツネザル(Ring-tailed lemur)、ゴールデンライオンタマリン(Golden lion tamarin)、チンパンジー(Chimpanzee)、エリマキキツネザル(Ruffed lemur)、フクロテナガザル(Siamang gibbon)、シロテテナガザル(White-handed gibbon)
- 鳥類
- ネネ*(Nene)、タンチョウ(Manchurian crane)、コバシヒメアオバト(Mariana Fruit Dove)、パラワンコクジャク(Palawan peacock pheasant)、ヤシオウム(Palm Cockatoo)、レイサンマガモ*(Laysan Teal)、ハワイアンダック*(Koloa Maoli)、キューバアマゾンオウム(Cuban Amazon) * ハワイ在来種
- 爬虫類
- コモドドラゴン(Komodo dragon)、ガビアル(Gharial)、ソリガメ(Angulated tortoise)、ガラパゴスゾウガメ(Galapagos tortoise)、オオヨコクビガメ(Giant South American River turtle)、ホウシャガメ(Radiated tortoise)、東南アジアバタグールガメ(South East Asian River terrapin)
上の画像がネネさんだよ。ネネさんは、クムリポ(ハワイ王家に伝わるこの世の起源と王家誕生の歌物語)に「大地の守護神」として登場する神聖なグースなんだ! 日本名では「ハワイアングース」や「ハワイガン」と呼ばれているよ。
豊かな植物
ホノルル動物園では、バラエティ豊かな植生を見ることができます。ハワイ古来種の植物や花も多く、まるで植物園に来たかのように感じる方も多いようです。
植物は園内の随所にバランスよく配置されており、とても心地よい空間が広がっています。動物と一緒に、植物の天然アロマを満喫してくださいね。
どうぶつえん内の芝生エリアではピクニックも楽しめるよ。 食べ物の持ち込みもOK!
金曜日と土曜日だけ開催「トワイライトツアー」
毎週金曜日と土曜日は、閉園後に「トワイライトツアー」が開催されています。ツアーはおよそ2時間ほど。スタッフによる説明を聞きながら、徒歩で園内を巡ります。チケットは公式サイトにて購入できます。
トワイライトツアーでは、昼間は寝ていた夜行性の動物たちを見る機会に恵まれるかもしれません。ご興味があればぜひ足をお運びください!
ツアー料金 |
・大人(13歳以上): $25 ・子ども(3〜12歳): $20 ※ ハワイ州居住者及び米軍従事者は、大人$20、子ども$15です。 |
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ツアー開催時間 | 10月〜3月: 16:30〜18:30 4月〜9月: 17:30〜19:30 |
ツアーの言語 | 英語 |
おすすめの服装と持ち物 |
・歩きやすい服装と靴 ・水やウォーターボトル ・虫除けスプレー(虫除け対策を十分にしてからお集まりください) ・日焼け止めクリーム ・傘、レインコート ・カメラ |
集合場所 |
動物園「ゲート3(Gate 3)」前 ※ 上記「ホノルル動物園付近のバス停」地図をご参照ください。 |
所要時間 | 2時間 |
公式サイト | 「HONOLULU ZOO:Twilight Tours」(英語) |
みんなの感想まとめ
ホノルル動物園についてよくある感想(良い点、残念な点)をまとめました。
♡ 良かった点 / 好きなところ
・思っていたより広かった。リラックスできる場所でした。
・小さい子ども連れでしたが、キッズ用のエリアやベビーカーのレンタルがあったので楽しめた。
・花や木々が豊富。まるで植物園のようで癒されました。
△ 気になった点 / 残念なところ
・昼間に行ったら暑くてバテた。しかも動物も出てこなかった。暑い時間は避けたほうがいいと思う。
・期待して行ったのに動物がいなかった。
ホノルル動物園内へ行く前に(2021年)
ホノルル動物園は、ウイルス感染拡大防止策として以下のルールを実施しています。
- 人との距離は十分に保ち、マスクを常時着用しましょう。ただし、マスクは4歳以下のお子様、既往症等によって着用ができない方はのぞきます。
- 順路にそって進みましょう。
- 子ども動物園の「ケイキ・ズー(Keiki Zoo)」、「マニャラ・バード・サンクチュアリ(Manyara Bird Sanctuary)」、噴水エリア、カバの像への立ち入りはご遠慮ください。
- ガラス面にはお手を触れないようにお願いします。
- 霊長類やネコ科の動物もウイルスに感染するリスクがあるので、見学の際は十分な距離を保ち、動物の健康をお守りいただくようご協力をお願いします。
- マスクを外しての休憩は、「トライアングル広場(Triangle Lawn)、ステージ広場(Stage Lawn)、ピクニック広場(Picnic Lawn)」をご利用ください。
【参考・関連サイト】
「Honolulu Zoo: House Rules(June 2020)」(英語)
「Honolulu Zoo: Download the Honolulu Zoo Map」(英語)
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