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6月のハワイの天気・気温

6月のハワイは、夏(乾季)の前半らしく、月の平均気温が27℃と、とても過ごしやすい月になります。また、雨も少なく、毎日が観光日和といえるほど、天候に恵まれる日が続きます。

このページでは、6月のハワイの平均最高気温最低気温エリアごとの天気の違い、おすすめの服装・持ち物や、6月のハワイの見どころ(イベント)についてまとめました。

現地での服装や過ごし方を決めるときなどに、ぜひ参考にしてみてくださいね。


各月の天気
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6月のハワイの天気について(概要)

6月のハワイは、最高気温が30℃に達する日も多くなりますが、日本の夏のように湿度が高くないので、快適に過ごすことができます。日が暮れても25℃前後ありますので、ビーチでサンセットを眺めるときなど、潮風を心地よく感じられるでしょう。

ホノルルの6月の最高気温は31℃、最低気温は23℃ほどです。

日中の日差しはとても強いので注意が必要です。ハワイの6月の平均UV指数*は「12」と、極度に高い数値となります。紫外線対策はしっかりとしましょう。

熱帯エリアに位置するハワイの特徴的な天気といえば、シャワー(にわか雨)です。シャワーは季節を問わず降りますが、夏(乾季)の間は格段に減ります。もし日中に降っても、大抵の場合は10分ほどでやむので、天気に左右されずにレジャーを楽しめるはずです。

夏はハリケーンが発生しやすい気候となります。これまで6月に大きな台風がハワイに直撃した例はそれほど多くありませんが、出発前に、天気予報等で天候の傾向を確認してみてもいいかもしれませんね。

6月は比較的風が穏やかな月ですが、島の東海岸エリア(ワイマナロ、カイルア、カネオヘ等)は、北東から吹く風の影響を受けるため、強風が吹くこともあります。東海岸エリアにはビーチアクティビティを楽しめるスポットが多くありますが、風の強度によってはアクティビティに影響が出ることもあるので、お出かけ前に目的地の天気傾向を調べておくことをおすすめします。

ハワイ島のマウナ・ケア山やマウイ島のハレアカラ国立公園などの高地では、夏場でも気温が10℃以下となりますので、お気をつけくださいね。

※ UV指数は紫外線の強さを数値化したもので、世界共通の指標です。UV指数は、1~11+のあいだで表されます。詳細は気象庁のホームページにてご確認ください。

【関連・参考サイト】
気象庁「UVインデックスとは」

6月のハワイの最高気温と最低気温

オアフ島(ホノルル)の6月の平均最高気温は30.6℃、平均最低気温は23.4℃です。

一日の気温差は、およそ5~7℃です。一日のうちでもっとも気温が高い時間は午後3時頃、もっとも気温が低い時間は午前6時頃です。

最高気温(平均) 最低気温(平均)
6月 30.6℃ 23.4℃

※ 参照:気象庁「世界の天候データツール(ClimatView)」/対象期間:2015年~2019年

6月のハワイの降雨量

オアフ島(ホノルル)の6月の平均的な降雨量は20mmほどで、一年のうちで雨が少ない月といえます。

6月のハワイの海水温度

アメリカ海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration)によると、ホノルルの6月の平均海水温度は26.1℃です。

オアフ島の東側に位置するカネオヘの水温もホノルルと同じです。

ハワイの天気予報サイト

おすすめの天気予報サイトをご紹介します。

ここでご紹介するのは、日本語に対応しており、温度単位の切り替え(摂氏:℃/華氏:℉)も可能なサイトです。エリアごとの天気も調べられます。

いずれのサイトも、短期と長期両方の予報を調べられ、体感温度や風向き、風速、湿度、紫外線指数など天候にかかわる多くの情報を確認できるのでおすすめです。

服装などを決める際は、天気だけでなく体感温度も参考にするといいかもしれません。

AccuWeather

AccWeatherは、米国の天気予報専門企業が提供するサイトです。予報は、同社が公的機関を含むあらゆる組織・団体による気象情報を収集し、解析したものです。

「AccuWeather」トップページ

「AccuWeather」ホノルルの天気

The Weather Channel

The Weather Channelは、IBM社傘下の天気予報専門企業が提供するサイトです。IBM社が開発した最新の気象予報システムにて解析した予報を提供しています。

「The Weather Channel」ホノルルの天気

エリアごとの天気(6月)

オアフ島は、大きく5つのエリアに分けることができます。

ワイキキのある「ホノルル」、ハレイワがある「ノースショア」、島の東側「ウィンドワード」、西側の「リーワード」、島中央部の「セントラル」です。ホノルルはオアフ島の南側に位置しているので、サウスショアと言い表すこともあります。

これら5つのエリアは、オアフ島の南北にかけて連なるコオラウ山脈とワイアナエ山脈の影響を受けて、天候が異なります。

なお、ハワイ諸島は、北東の海上から吹く貿易風(偏東風)を受けているため、どの島もエリアごとの天候の特徴が同じ傾向にあります。

オアフ島の東側を「ウィンドワード」、西側を「リーワード」と呼ぶのは、貿易風を受けるハワイの地理によるものです。ウィンドワード (Windward)は「風上」、リーワード(Leeward)は「風下」という意味を持ちます。

下の図は、オアフ島の6月の平均降雨量の分布図です。

オアフ島 6月の平均降雨量

※ データ:Giambelluca, T.W., Q. Chen, A.G. Frazier, J.P. Price, Y.-L. Chen, P.-S. Chu, J.K. Eischeid, and D.M. Delparte, 2013: Online Rainfall Atlas of Hawai‘i. Bull. Amer. Meteor. Soc. 94, 313-316, doi: 10.1175/BAMS-D-11-00228.1., Mean June Rainfall Island of O’ahu.

以下に、オアフ島内観光スポットの天気の違いをまとめました。気温に大きな地域差はありませんが、地形の特質により、雲の量や降雨量に差があります。

ホノルル(ワイキキ)の天気

ホノルルは、オアフ島のなかでも、気温が高く、風がおだやかなエリアです。6月は雨の心配もほとんどありません。

6月のホノルル(ワイキキ)の平均最高気温は30.6℃、平均最低気温は23.4℃です。

なお、ハワイ大学マノア校や緑のスターバックス、マノア滝のハイキングコース等で有名なマノアは、ホノルル市内の山側に近いエリアに位置しています。山側に近いエリアは雨が多くなります。

ワイキキエリアの6月の平均降雨量が20mmに対し、マノアでは100mmほどの雨量があります

下記のサイトでは、ホノルル(ワイキキ)の現在、毎時、週間、月間の天気を調べることができます。

【天気予報サイト】
「AccuWeather」ワイキキの天気

ハナウマ湾の天気

オアフ島の東南部に位置するハナウマ湾は、火山の噴火によってできた湾状のビーチで、ホノルル市より自然保護地区に指定されています。ハナウマ湾は透明度が高く、シュノーケリングが楽しめるビーチとして大変人気のある観光スポットです。

ハナウマ湾の6月の平均気温、平均降雨量は上述のホノルル(ワイキキ)と同じです。

6月のハナウマ湾は風が強い傾向があります。風は、北東の海上から吹きますので、実際の温度より体感温度が下がりやすくなります。一日のうちで風が強くなるのは、13時頃から16時頃までのことが多いようです。

風が強い日は海の透明度も下がってしまいます。シュノーケリングを楽しみたい方は、できれば強風ではない日を選ぶといいかもしれません。

ちなみに、ハナウマ湾から近いところに、人気ハイキングコースの「ココヘッド・トレイル(ココ・クレーター・レイルウェイ・トレイルヘッド)」があります。こちらは、ココ・ヘッドの頂上まで敷かれたレールを登り降りするシンプルなコースですが、強風を直接受けるコースでもあるので注意が必要です。また、コースの周囲には日陰がないので、ハイキングの際は直射日光にもお気をつけくださいね。

ワイマナロの天気

オアフ島の東側エリア(ウィンドワード)にあるワイマナロには、観光名所がたくさんあります。

全米ナンバーワンのビーチに選ばれたことのある「ワイマナロ・ビーチ」、イルカと泳ぐことができる体験型水族館「シーライフ・パーク」、オアフ島最東端にある「マカプウポイント」、ハイキングコースとして人気の「クリオウオウ・リッジ・トレイル」が有名です。

ワイマナロの6月の平均気温は、ホノルルとほぼ同じです。雨量はホノルルと比べるとやや多く、6月の平均降雨量は30mmほどあります

マイマナロは、北東の海上から吹く風を受けるエリアです。とくに6月は風の吹く日が多くなります。

下記のサイトでは、ワイマナロの現在、毎時、週間、月間の天気を調べることができます。

【天気予報サイト】
「AccuWeather」ワイマナロの天気

カイルアの天気

オアフ島で人気スポットのひとつであるカイルアは、島の東側エリア(ウィンドワード)にあります。

カイルアは、全米ナンバーワンのビーチに選ばれたことのある「ラニカイ・ビーチ」や「カイルア・ビーチ」があることで有名です。また、中心街には有名なレストランやスーパーもあり、観光客が多い場所です。

6月のカイルアの平均気温はホノルルとほぼ同じです。一方、6月の平均降雨量はおよそ40mmほどなので、ホノルルより多めです

上述のワイマナロと同様に、カイルアもウィンドワードにありますので、北東の海上から吹く風を受けるエリアです。とくに6月からは風の吹く日が多くなり、ときに強風となることもあります。

ちなみに、カイルアには、人気ハイキングコースの「ラニカイ・ピルボックス・トレイル(カイヴァ・リッジ・トレイル)」があります。こちらは、丘の頂上にあるピルボックス(コンクリート製の小屋)を目指すコースで、トレッキングの初心者でも楽しめます。ただ、このトレイルは滑りやすい急斜面や不安定な足場が多く、また、強風と直射日光を受けるコースなので油断は禁物です。日除けの帽子や長袖、水も余分に持参し、運動靴でトレイルに臨みましょう。強風の日は風にあおられてバランスを崩しやすいので、とくにご注意くださいね。

下記のサイトでは、カイルアの現在、毎時、週間、月間の天気を調べることができます。

【天気予報サイト】
「AccuWeather」カイルアの天気

カネオヘの天気

カネオヘは、オアフ島の東側(ウィンドワード)にあります。

カネオヘは観光名所が多くある人気のエリアです。「天国の海」として有名なサンドバー、自然豊かな「クアロア・ランチ」、「平等院テンプル」、「ホオマルヒア・ボタニカルガーデン」などが有名です。

カネオヘの6月の平均気温は、ホノルルに比べると平均してわずかに低い傾向があります。

また、6月の平均降雨量については、ワイマナロやカイルアより多めで、およそ60mmです。ホノルルと比べると、3倍近い雨量になります。

下記のサイトでは、カネオヘの現在、毎時、週間、月間の天気を調べることができます。

【天気予報サイト】
「AccuWeather」カネオヘの天気

ノースショア(ハレイワ)の天気

オアフ島の北部にあるノースショアは、最西端のカエナポイントから最北端のカフクポイントまでのエリアを指します。

ノースショアの中心街といえば、ハレイワ。ガーリックシュリンプやシェイブアイスなどのご当地グルメ、ショッピング等が楽しめ、人気の観光地です。

ハレイワの6月の平均気温はホノルルとほぼ同じです。6月の平均降雨量は、ホノルルと比べるとわずかに多く、30mmほどあります。ハレイワよりさらに北東にあるワイメア・バレー付近では、平均70mmほどの雨量があります。

下記のサイトでは、ハレイワの現在、毎時、週間、月間の天気を調べることができます。

【天気予報サイト】
「AccuWeather」ハレイワの天気

カポレイ、コオリナの天気

カポレイとコオリナは、オアフ島の西側エリア(リーワード)の南部に位置しており、複数のゴルフコース、「ウェット・アンド・ワイルド・ハワイ」や「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」などのテーマパークがあります。コオリナは地域一体がリゾート地で、波の穏やかなラグーンも複数あり、お子様連れのファミリーに人気のエリアです。

カポレイ、コオリナの6月の平均気温はホノルルとほぼ同じです。6月の平均降雨量はオアフ島のなかでもっとも少なく、10mmほどです。

下記のサイトでは、カポレイの現在、毎時、週間、月間の天気を調べることができます。

【天気予報サイト】
「AccuWeather」カポレイの天気

ワヒアワの天気

オアフ島の中央部エリア(セントラル)にある観光地は、「ドールプランテーション」が有名です。島の南北を結ぶ幹線道路が通っていますので、途中の休憩場所としてドールプランテンショーンに寄る方も多いです。

ワヒアワは、コオラウ山脈とワイアナエ山脈に挟まれたエリアに位置しています。沿岸部より標高が高いため、ワヒアワの6月の平均気温はホノルルに比べ2~3℃低くなります

6月の平均降水雨量は90mmほどです。ワヒアワは、他のエリアと比べて雨量が多い地域です。

下記のサイトでは、ワヒアワの現在、毎時、週間、月間の天気を調べることができます。

【天気予報サイト】
「AccuWeather」ワヒアワの天気

6月のハワイの服装・持ち物

6月のハワイは、最高気温が30℃以上になる日もあるので、半袖やショートパンツで過ごせます。

建物の中や車内では冷房がよくきいていますので、寒いと感じることもあるかもしれません。ショッピングや美術館・博物館等に行かれる場合、もしくは乗り物に長い時間乗車する際は、薄手のシャツやカーディガン、ストールなどがあると安心です。

乾季のハワイは日差しが強いので、紫外線対策用の帽子やサングラス、日焼け止めクリームは必須アイテムです。また、ビーチやプールでお過ごしになる場合は、直射日光から肌を守るラッシュガードや長袖シャツなどがあるといいでしょう。

一日のうちでもっとも気温が下がるのは、夜明け前です。サンライズツアー等で朝早くご出発される場合は、念のために長袖シャツをお持ちになってもいいかもしれません。

ハワイでその日の服装をお選びになるときは、天気予報や気温に加え、体感温度も参考にしてみてくださいね。

6月のハワイのイベント・見どころ

6月のハワイの見どころやイベントをご紹介します。

キング・カメハメハ・セレブレーション(King Kamehameha Celebration)

「キング・カメハメハ・セレブレーション」はカメハメハ大王(c.1758~1819、生年は諸説あり)を称える祭事で、毎年6月11日(ハワイ州の祝日「カメハメハ・デー」)前後にハワイ全土で開催されます。

観光客の多いオアフ島では、毎年6月2週目の週末に開催されます。

見どころは、カメハメハ大王像をレイで飾る式典「レイ・ドレーピング・セレモニー(Lei Draping Ceremony)」や、ホノルル市内の目抜き通りを通行止めにして行われる「フローラル・パレード(Floral Parade)」、フラやライブ演奏が楽しめる「ホオラウレア(Hoʻolauleʻa)」と呼ばれるイベントです。

「レイ・ドレーピング・セレモニー」では、長さが4m以上にもなるたくさんのレイがカメハメハ大王像にかけられ、王の功績が称えられます。華やかに彩られたカメハメハ大王像はとても美しく、一見の価値ありです。

「フローラル・パレード」は、カラフルな花々に装飾された山車に乗った王や王妃、家臣たちが伝統的な衣装をまとい、イオラニ宮殿からカピオラニ公園まで7kmほどの距離をおよそ4時間かけて移動します。

「ホオラウレア」はハワイ語で「祝祭」を意味します。ホラウレアでは、フラやハワイアンミュージックなどのステージや、ローカルフードを楽しめます。

キング・カメハメハ・セレブレーション基本情報

キング・カメハメハ・セレブレーションの基本情報です。

イベント 日時 場所
レイ・ドレーピング・セレモニー 6月の第2金曜日
14:30~16:30
ハワイ州最高裁判所(アリイオラニ・ハレ)
フローラル・パレード 6月の第2土曜日
9:00~13:00
ルート:イオラニ宮殿~パンチボールSt~アラ・モアナBlv~カラカウアAve~モンサラットAve~カピオラニ公園
ホオラウレア* 6月の第2土曜日
14:00~20:00
アロハ・タワー・マーケットプレイス等
公式サイト(英語) State of Hawaii:KING KAMEHAMEHA CELEBRATION COMMISSION

【SNS】
公式Instagram
公式Facebook

※ ホオラウレアの開催時間および場所は、年によって変更される場合があります。詳細は、公式サイト等にてご確認ください。

まつりインハワイ~パン・パシフィック・フェスティバル(Pan-Pacific Festival)

「まつりインハワイ~パン・パシフィック・フェスティバル」は、太平洋沿岸諸国とハワイの文化交流を目的とした大イベントです。

このイベントは、1980年に、ハワイと日本の2か国間でスタートしました。現在も、日本から多くのフラグループや和太鼓等の伝統芸能を伝える団体が参加しています。

フェスティバル開催中は、ワイキキエリア内の複数場所にステージが設置され、参加団体が渾身のパフォーマンスを披露します。

まつりインハワイ~パン・パシフィック・フェスティバル基本情報

「まつりインハワイ~パン・パシフィック・フェスティバル」の基本情報です。

開催日 6月の第2金曜日・土曜日・日曜日
会場 アラモアナセンター、クヒオビーチ、カラカウア・アベニュー、ロイヤル・ハワイアン・センターなど
公式サイト まつりインハワイ
Instagram 公式Instagram
Facebook 公式Facebook

※ 当ページで記載している気象情報(エリアごとの気温・風・雲の頻度等)は、「Climate of Hawai’i」を参照しています。Climate of Hawai’i

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